【クラウドファンディング】
福岡朝鮮初級学校の子ども達にお芝居を届けたい

朝鮮学校に通う子どもたちに、あなたは一人じゃない、私たちはあなたたちとともにいるというメッセージを伝えようと、在日コリアンのアイデンティティーをテーマに活動する劇団石(トル)のお芝居「カンアジトン(こいぬのうんち)」を今年10月20日、福岡朝鮮初級学校で上演します。

そのためのクラウドファンディングに挑戦します。

沖縄からの風
NO PLACE for HATE
那覇ヘイト街宣の現場から

阿部 岳 さん(沖縄タイムス編集委員)オンライン講演会

2021年 7月10日(土)16:30~ Zoomによる配信

定員100名(先着順) 参加費500円(要振込) ※参加申込み受付は7/4(日)まで

まずはメールにてお申し込みください。
振込先を返信しますので、参加費をお支払い願います。
入金の確認ができましたら、開催日直前にZOOMのミーティングIDとパスワードをメールで送付いたします。

申し込み・問い合わせ:
劇団石(トル) 福岡公演実行委員会
E-mail [email protected]
TEL 080-8121-6355(留守電対応)

約6年間、那覇市役所前では毎週水曜日に悪質な街宣活動が行われていました。コロナの影響で社会の不安が広がる中、差別と暴力がますます加速されているにもかかわらず、目の前にある市役所も県庁も、それを放置…
昨年5月、そんな現状を伝えた阿部さんの新聞報道を読み、危機感を抱いた市民がTwitterで呼びかけあい、抗議行動が始まりました。
ヘイトスピーチの発信源だった場が、差別を許さない人たちの出会いの場に変わって丸1年。今日も沖縄では、市民有志の 方々の勇気と熱意と団結力が、ヘイト街宣を未然に防ぎ続けてくれています。
「記者になって24年目、記事からこれだけの「結果」が生まれたことはない」
現場から発信し続ける阿部さんに、じっくりと話をうかがいます。

【講師プロフィール】

阿部 岳(あべ たかし)

1974年東京都生まれ。辺野古新基地建設を巡る名護市民投票があった97年沖縄タイムスに入社。 2018年、米軍基地をめぐる報道と執筆活動が評価され、「第6回日隅一雄・情報流通促進賞」奨励賞を受賞。
著書に『ルポ沖縄 国家の暴力ー現場記者が見た「高江165日」の真実』(朝日新聞出版 2017年)がある。
Twitter @ABETakashiOki

【企画に対する思い】
高江に派遣された機動隊員の「土人」発言も、外国人に対する入管局の非人道的な対応も、朝鮮学校が高校無償化から除外されている現状も、自民党議員らの「生産性」や「種の保存」などの暴言も、社会に蔓延する”偏見”や”先入観”が根底にあると言えます。
早急に「反差別ブレーキ」をかけるために、阿部さんのお話を通して、参加者の皆さんとその方法や可能性などをさぐり、一緒に何ができるかを考えていきたいです。


【主催】劇団石(トル)福岡公演実行委員会
【共催】ならゆんおきなわ

【劇団石(トル) 福岡公演実行委員会とは?】
私たちは、滋賀県を拠点に在日コリアンとしてのアイデンティティーをベースにしたオリジナル作品を全国各地で上演する、劇団石(きむきがん主宰)の公演を、福岡市域で開催するために集まった福岡の市民グループです。
今年10月に、従軍慰安婦問題をテーマにした舞台、『キャラメル』の開催を予定しています。
現在、その資金づくりも兼ねて、在日コリアンを取り巻く社会問題に対し、いっしょに理解を深めていけるようなイベントを企画・開催しています。

「映画『朝鮮の子』を見て、朝鮮学校について学ぼう」開催決定!

■日時:2021年4月22日(木)18:30~

■場所:福岡市健康づくりサポートセンター「あいれふ」8階 視聴覚室A・B

 福岡市中央区舞鶴2丁目5番1号

 (福岡市営地下鉄「赤坂」駅で下車し、3番出口より徒歩約4分)

■上映:「朝鮮の子」日本/1955年/日本語、朝鮮語/モノクロ/30分

■講師:柴田 一裕 劇団石(トル)福岡公演実行委員会/ならゆんおきなわ


■参加費 500円

■主催:劇団石(トル)福岡公演実行委員会/terra cafe kenpou・中央区九条の会/ならゆんおきなわ

■連絡先:
 劇団石(トル)福岡公演実行委員会
 HP: https://gekidantol-to-fukuoka.jimdosite.com
 E-mail: [email protected]
 TEL: 080-8121-6355 (留守電対応、後ほどお折り返し連絡致します)
 Facebookページもあります!「劇団石福岡公演実行委員会」で検索を

○この映画について
 1952年(昭和27年)、東京都教育委員会は「都立朝鮮人学校は、昭和31年3月31日限り廃校する」と一方的に通告した。それに憤慨した在日朝鮮人たちが「民族教育を守れ」と朝鮮の子制作委員会を組織し、在日朝鮮映画人集団とともに製作した貴重なドキュメンタリーが本作品である。
 当時の都立朝鮮人学校の子どもたちの作文を基に制作されたもので、戦前の辛苦に満ちた生活を切々と語る神戸の祖母や、父親が仕事につけないため苦労する母親など、差別と抑圧とともに歩んできた民族の歴史が子どもの視点で捉えられ、語られている。在日コリアンの子どもの教育環境は、本作品から65年が経った現在、果たしてどれくらい改善されたのだろうか?

○映画『朝鮮の子』背景情報
■国語講習場
 戦後、植民地支配によって奪われた言葉や文化を取り戻そうとした在日韓国・朝鮮人が、朝鮮語による民族教育を行うために自主的に建設した「国語講習所」が、朝鮮学校のルーツ。
■二度の廃校
 1948年、文部省は、朝鮮人の子どもには一条校(小中学校など、学校教育法一条に定める学校)への就学義務があるとする通達を出し、各自治体は朝鮮学校を閉鎖していったが、一部地域では文部省の定めるカリキュラム・教科書を受け入れ日本語で授業をおこなうこと等を条件に公立の学校として存続したところもあった。
 1952年のサンフランシスコ条約によって朝鮮人が日本国籍を失うと、政府は、朝鮮人の子どもが公立学校に通うのは「恩恵」にすぎないとして、朝鮮学校に対する公費支出を違法とした。このため、公立として存続していた朝鮮学校は、またもや閉鎖に追い込まれた。
 現在の朝鮮学校はそのほとんどが、1955年以後、再び自主運営の朝鮮学校として体系化されたものである。
■官製差別
 現在、高校授業料無償化の対象から朝鮮学校が除外されることをめぐって、各地で裁判がおきている。福岡でも2020年10月30日に、不当な控訴審判決が言い渡された(現在上告準備中)。
 日本政府に対して、国連「子どもの権利委員会」は、適用基準の見直しを求める勧告を出している。また、大学受験に際しても、朝鮮学校だけは、公的に受験資格が認められておらず、大学の個別審査に委ねられているのが現状である。
 

○劇団石(トル)福岡公演実行委員会とは?
 滋賀県を拠点に、在日コリアンとしてのアイデンティティーをベースにしたオリジナル作品を、全国各地で上演する劇団石(きむきがん主宰)の公演を、福岡市域で開催するために立ち上がった、市民有志のグループです。
 2021年中には、日本軍慰安婦問題を扱った演目『キャラメル』の公演を予定しており、その収益で、東区和白にある福岡朝鮮初級学校の子どもたちに、きむきがんのマダン劇の公演を贈りたいと考えています。
 しかし、新型コロナウィルスの感染が広がる中で、開催の目処を立てることがなかなか難しく、また、一度開催を延期をしたことで、宣伝費用などの経費が倍増してしまったので、今やれることとして、朝鮮学校を知ってもらう活動や、『キャラメル』公演の資金作りに力を入れているところです。
 実行委員会のメンバーを募集しています!

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